お金を大事にすることが人生の役に立つ理由

お金より大事なもの

お金より大事なものと聞かれると何が思い浮かぶでしょうか、恋人、家族、子供、愛、友情、信頼、安心、自由、夢、健康などその人に様々なものが考えられるのではないでしょうか？

お金では手に入らないもの、お金に換えられないものは確かにあります。人生を幸せ・豊かに生きるには重要なことです。お金があっても孤独で、誰からも信頼されず、病気を抱えている。そんな状態では幸せを感じることは難しいでしょう。

ただし、お金より大事なものがあるからといって、お金を大事にしないとなると話が違ってきます。今回はお金よりも大事なものを守るためにはお金が大事ということで記事を書かせて頂こうと思います。

お金は大事

お金を大事にしないということは、自分たちからお金が離れていくことに繋がります。払えるお金があるから、給料が上がっているからとそこまで欲しくない物を買ってしまったり、無理なローンを組んだり、ギャンブルや夜のお店で散財したりと挙げるとキリがないでしょう。

ただし、家を買って家族と幸せに暮らすことが夢であるなど、個人の価値観によっては必ずしもお金を使うことが悪いことというわけではありません

わかりやすい散財でなくても、ラテマネーと呼ばれるように、毎日行っている何気ない習慣でも長い目で見ると散財しているともいえることがあります。カフェでコーヒーなどの飲み物をテイクアウトする、タバコを吸う、外食が多い、サブスクリプションのサービスをいくつも使っているなどが例でしょうか。

お金があるということは生活の基盤・基礎がしっかりしているとも言えます。

それとは逆にお金がない・少ない状態は生活の基盤・基礎がぐらぐらしている状態です。日々の生活がカツカツで、毎月の家計が苦しくてボーナスでやりくりしたり、カードローンやリボ払いで食いつないだり、急な出費を支払ったりしている状態を想像して頂けるとわかりやすいと思います。

心の余裕は持てませんし、家族との時間と楽しむことも難しくなります。食事についても野菜・果物・魚などの健康的な食品ではなく、炭水化物や脂肪の多い食品に偏りがちです。食生活が乱れた状態が続くと、健康にも悪影響が出て、将来肥満、糖尿病、高血圧症、脂質異常症など生活習慣病にも繋がります。

お金があって生活の基盤・基礎がしっかりしているからこそ、心の余裕を持ち、家族との時間を大事にして、健康を保つという、お金よりも大事なものを守っていくことができます。

基本は勤倹貯蓄と投資

お金を大事にしてお金を貯める、資産形成を行うということは、地味な作業をコツコツ時間をかけて積み上げていくことになります。

厚切りジェイソンさん、本多静六さんなどの著書でも書かれていますが、基本は勤倹貯蓄（一生懸命働いてお金を稼ぎ、節約した生活を心がけ、お金を貯める）、そして貯まったお金を全世界株式・米国株式などの低コストなインデックス投資信託に長い時間をかけて投資することです。

なにもせず、楽に手軽に確実に儲けたいという意識があると、恐らく詐欺や詐欺まがいの投資に引っかかる可能性が高くなります。ニュースサイトを見ると、頻繁に投資に見せかけた詐欺事件が報道されています。

このような詐欺に引っかかるとますます生活は苦しくなり、家族との関係が悪くなる、不安から体調を崩すなどのお金よりも大事なものを失うことになるかもしれません。

楽な道ではなく、地味な作業をコツコツ積み上げていくことが、長い目で見るとお金が貯まり、生活の基盤・基礎がしっかりして、お金よりも大事なものを守ることにも繋がります。

まとめ

お金よりも大事なものは、人生を幸せ・豊かに生きるには重要なことです。だからといってお金を大事にしないと生活の基盤・基礎がぐらぐらしてしまい、心の余裕が持てない、家族との時間を楽しめない、健康を保てないなどお金よりも大事なものを失うことに繋がりかねません。

お金を大事にする。楽な道ではなく、地味な作業をコツコツ積み上げる。そういった意識が長い目で見るとお金よりも大事なもの守ることに繋がります。

今回の記事が皆様の参考となれば幸いです。お時間を頂きありがとうございました。