【節約の前に】自分の価値観と向き合おう

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節約をする前に行うこと

節約生活というと、どのような生活を思い描くでしょうか?

電気をこまめに消す、トイレットペーパーを使う長さを決める、とにかく安い食材を選ぶ、安いスーパーをはしごする。こういったイメージを持つ方がいらっしゃるかもしれません。

しかし、上記のような節約は日常生活の満足度が下がる割に効果が乏しく、あまりいいやり方ではないでしょう。

節約系の情報発信を行っている方が仰るように、節約を行う場合は金額が大きいもの(住居、車、保険)、固定費(スマホなどの通信費、電気料金、ガス料金)、サブスクリプションサービス(月額数百円~数千円で見放題、聞き放題のようなサービス)の見直しが重要です。

そして、節約生活を行う上で前提となるのは、自分の価値観と向き合うことです

節約の話をすると、我慢して貧しい生活は嫌だ、好きにお金を使いたい、みっともないという意見が出るかもしれません。しかし、貯金をしたい、資産を作りたいというときに家計管理は必須です。

生活の満足度を下げず、無理なく節約するには、自分の価値観をわかっている必要があります。

自分の価値観をわかっていると、節約の他に、買い物をするときや、断捨離のように物を減らしていくときにも役立ちます。

自分は何が大事なのか

自分の価値観と向き合うことは意外と難しいです。

自分が大事だと思っていることが、実は誰かに昔言われたことだったり、親に刷り込まれたことだったり、世間体やブームに乗せられたものだったりと、自分自身が望んだものではないことがあるからです。

例えばですが、職場の上司や親に「家を買って家族を養うことが人生の幸せなんだ」とか、「〇〇歳になったから、時計やスーツはいいものを買うべきだ」とか、「保険にはしっかり入っておかないと、病気になったときに困るよ」とか言われ、そうかそれが大事なんだと思ってしまうことでしょうか。

もちろん、誰かに言われた価値観がすべて間違っているなどというつもりはありません。

重要なのは、自分は何が大事なのかということです。自分にとって大事なことは、そのまま人生の幸福に関わってきます。

節約する時にも「これがあれば自分は幸福だ」とわかっていれば、それ以外のもの・サービスを減らしても満足度に影響は出にくいです。

同じように買い物をするときも「これがあれば自分は幸福だ」とわかっていれば買えばいいですし、「これがあっても自分は幸福にならない」とわかっていれば買わずに済みます。

自分にとっての無駄遣いを減らすと、自然とお金も貯まるようになります。そして持ち物も減るため、広い家に住まなくても良くなる、掃除が楽になるなどのメリットもあります。

どうやって向き合うか

自分の価値観と向き合う方法として私自身が行った事は、紙に書き出すことでした。

紙に自分の今までの人生で持ってて嬉しかったもの、使って楽しかったものやサービスなどを書き出しました。

さらに、自分が今持っているもの、使っているサービスも書き出し、その隣にどのくらいの頻度で使っているか、もの・サービスについて自分がどう感じているかを書きました。

シンプルなやり方ですが、一度紙に書いてみると自分が持っているものの多さや、持っていても使っていないもの多さに気づきます。

そして、自分にとってあまり大事じゃないなと感じたものは、節約するチャンスです。

サービスであればプランの見直しや解約をする。物であれば売ったり、誰かにプレゼントしたり、捨てたりなど次の行動に繋がります。

まとめ

節約するために、自分の価値観と向き合うということについて解説しました。

自分自身の価値観、自分はなにが大事なのか知ることで、節約につながる行動へ繋がっていきます。

また、自分の価値観について紙に書き出すというやり方は、シンプルですが個人的に効果がありました。よろしければ、一度実践してみてはいかがでしょうか?

今回の記事が皆様の参考となれば幸いです。お時間を頂きありがとうございました。

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